ということで会社は辞めて副業で食いつないでいます
こんにちは。Tommyです。
ということで、会社は辞めました。
いちおう外資系企業を何社か経験して、最後は部長になって収入は1,500万以上あったけど、かなりのブラック企業で深夜労働や休日労働も当たり前。
しかも社員同士や部署間で仕事と責任を押し付け合う日々で、改善しようとすると「じゃTommyさんの部署でやって」という調子で状況を変えることもできず、担当役員に相談すると「今のリソースで何とかやれるだけやって」、米国側の上司に相談すると、「Japanのことは担当役員に相談すればいい」で堂々巡り。
部下に指示を出そうとすると、メンタル的にアッパー系の凄いのが本国やら担当役員やら果ては他部署の批判を始め、もう1人、ダウナー系のヤバイのが「出来ません」の一点張り。
最後はもう身体が壊れてしまいました。良心もズタズタだったと思います。
今考えるとよく分かりますが、好きでもない人といがみ合いながら好きでもないことを長時間するのは、自分を粗末にすることですよ。
何かに耐えて苦行したからって解脱できるわけもないし(ゲリはよくしましたが)、最終的には、貴方の最大の味方は貴方なんですから。
それに何の取り柄もない汚い中年オヤジは粗大ゴミだから粗末にしていい、ということは全然ないんです。
自分に向き合い、自分を大事にしないといけないし、それができれば、人にもやさしくできるんですよ。
その会社のことを思い出すとよく分かりますが、自分を大事にできていない中高年オヤジの集団だったから、他人にも思いやりを持てず、逆に小ずるく、あの手この手でハメようとしたりできたように思います。
50代中盤でもう軌道修正する気力もなく、おそらく定年の日を指折り数えて通勤していたんだろうなあ。
自分も粗末にして、他人も粗末にして、だから他人からも粗末にされ、ますますスネて自分にも他人にも粗末オーラを出しまくり、悪ループにハマっていく。
身の回りのセクハラおやじ、パワハラおやじ、カラ自慢おやじのメカニズムです。
会社を辞めても食える理由
ということで、壊れる寸前だったことと、自分を大事にできて救えるのは最終的に自分だけだと分かったので、期末ボーナスまで何とか持たせて、ボーナスの査定が終わった翌日に退職しました。
自分がこんな決断ができたのは、以下の5つの要素があったからです。
- 貯金、退職金、ボーナスがあり、ぜいたくしなければ2年くらいは生活していけること
- 収入maxの時でも生活レベルを上げていないので、低コストで生活していけること
- 投資の勉強をしてきて、そこそこの不労所得が得られること
- いくつかの副業のネタやネットワークがあること
- 何度も転職しているので、人はさまざまな生き方ができることを見聞してきたこと
どの要素がなくても、妻子を抱えてこんな決断はできなかったとは思います。
貯金がない方は、非常資金としてまず3ヶ月分の生活費を貯めるのが良いかと思います。
自分のように非常識な決断をしてしまう阿呆はそうそういないと思いますが、納得できないし幸福でもないけど、歯を食いしばってガタが来た身体にムチ打って頑張っている同胞が1日も早く自由になり、好きなことして健康的に生きられるよう、少しでも役立つ情報を発信していければと思っています。