元外資系部長の副業サバイバルガイド(実践中)

副業を組み合わせたら何とか生きていけそうなので部長だったけど会社は辞めた 〜副業を武器として活用するススメ

「自分」という会社の財務状況を理解する

こんにちは。副業専門家(副業生活者)のTommyです。

とっくに会社は辞めて、副業を組み合わせて何とか生活しています。

 1つの仕事の報酬は3万円とか5万円でも、それを7個くらい組み合わせれば30万円くらいになって、何とかやり繰りできます。


自分の経営者は自分である

我々が思い出さないといけないのは、自分がどう生計を立てどう生きていくのか、自分の経営者は自分だということです。

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サラリーマンをしていて、忙しい日々に流されていくと目先のことをこなすのに精一杯でなかなか落ち着いて考える余裕もないのですが、自分を会社だとシミュレーションしてみるといろいろ見えてくることがあると思います。

たとえばうちの会社でいえば、女性の専務が1人、雑事はやってくれるが文句が多く、「物事は社長が決めろ、自分は気が向けば対応する」というスタンス。なだめたりすかしたりご機嫌取りが大変。

もう1人若手社員がいて、真面目に仕事(勉強)はしているが、パフォーマンス(成績)はイマイチ。とりあえず得意分野を軸にできることを少しずつ増やしてもらうという方針で育成している。

いくつかの事業部を展開していたが、最近一番の収益の柱だった某グローバル企業の管理部門への人材派遣業から撤退し、金融業(投資)や出版業(ライター)、広告業(アフィリエイト)などのビジネスでつなぎつつ、次の収益の柱をどう育成しようか展開中、という感じです。

 

自分という会社の収益構造は?

また、自分を会社に見立てた場合、どういうキャッシュの流れがあるのかを把握しておくのも重要かと思います。

たとえば管理人のサラリーマン時代は、会社の給与が85%、株やFXの利益(売買益、配当や利子など)が10〜15%、その他突発的に原稿書きとか翻訳、小規模システム開発といった短期アルバイトが5%くらいでした(と言っても直近は本業で死にそうだったので、アルバイトはほとんどやっていませんでしたが)。

出費については、住居に12万、光熱費に5万、クルマ(10年以上前のファミリーカーです)の維持費が2万、食費が7〜9万、若手社員の育成(学校やら塾関係)が3万円くらい、そして自分の本代や遊びなどの雑費が4万円、といったところです。

あとは住民税と社会保険料の支払いがあります。これらの計算は昨年の実績をベースにするのですが、昨年は収入がよかったので、けっこうバカになりません。

ということで月に35万円ちょいあれば社員3人を食わせていける状況です。

ここからまた突発的に家電が壊れたり、伯父伯母が亡くなったり、後輩や親戚の子が結婚したり出産したりするので、年間で20〜30万円程度のコンティンジェンシー(予備費)は必要ですが。

まずは自分という会社のCEO(経営責任者)として、自社(自分の家計)の収益ルートとその金額、そして毎月の大体の支出を把握しておくといいでしょう。